バイオトイレの使い方

バイオトイレの使い方

トイレ利用後は撹拌(かくはん)を行う

バイオ分解式「バイオミカレット」は水を使わないで利用できる仮設トイレですが、初めての方は戸惑う方も多いので基本的な使い方をご紹介します。

トイレご利用後、水洗トイレで水を流す感覚で、トイレ室内にある赤いボタンを押すと撹拌(かくはん)が始まります。 バイオトイレでは、微生物の力でし尿を分解するのに必要な工程の一つが「撹拌」です。
撹拌することで空気が入り、微生物が好気性状態になり、便を分解しやすい環境をつくるだけでなく、便は杉チップで被さるため、便が残ることは無く次に利用する方も安心してご利用いただけます。

水洗トイレでは、水にし尿が混じると悪臭を発生しますが、バイオトイレは水を使用しないため、ご利用のお客様の中には、「水洗トイレよりニオわない!」と感想いただくこともあります。

一般家庭で利用される水溶性のトイレットペーパーであれば、便の水分によって溶けて分解されます。利用回数が少な過ぎると杉チップが乾燥して、トイレットペーパーが残るようになります。その場合は水を杉チップに約30リットル投入します。

弊社で取り扱っている「バイオミカレット」の使い方をご紹介します。
まず下記、撹拌(かくはん)している動画をご覧ください。

1日の最大処理回数を守る

一番大切なことは機種によって設定されている「1日の最大処理回数」を守ることです。使用状況や環境によって異なりますが、1年~1年半の長期間、杉チップの交換が不要で、夏でも悪臭なく快適にご利用いただけます。

最大処理回数を超えて使用を続けると、微生物による分解が追い付かず、杉チップの水分が多くなり微生物が活動できなくなります。悪臭を発生するようになり、杉チップが乾燥するまで数日間~数週間、使用不可となります。最悪の場合、本体の入れ替え、もしくは新しい杉チップと入れ替えが必要になり、メンテナンスが高額になる場合があります。

掃除方法

バイオミカレットは精密機械ですので、樹脂製の仮設トイレのようにホース等、多量の水を利用しての掃除は禁止です。便器の汚れは水を霧吹きで、もしくはオプションの微生物洗剤で、掃除を行います。床は洗剤を吹きかけ、雑巾やモップで掃除を行ってください。

杉チップの交換時期は?

以上の利用方法をお守りいただければ、ご利用状況により異なりますが杉チップの交換は約1年~1年半に1度行うだけで、快適にご利用いただけます。レンタルの場合は、トイレごと入替えるか、レンタル・販売の場合は現地で杉チップを入れ替えます。そうすればまた1年から1年半、ご利用いただけます。

お気軽にお問合せください。

いかがでしたか?トイレは水洗が一般的なので、「水を使わないトイレ」と聞いても、ピンとこない方、ご質問等お気軽にご連絡ください。

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