電気が無くてもバイオトイレは使える?

電気が無くてもバイオトイレは使える?

仮設型バイオ分解式トイレ バイオミカレットは100Vの電源が必要です。

電力が必要なのは、主に下記機能稼働のためです。

・処理槽ヒーター
・撹拌(かくはん)
・室内灯
・ブロア、換気ファン等

Q.よくあるご質問で「電気がなくてもバイオトイレは使用可能か?」

A.答は使用可能です。

ただし、機種ごとに設けられている1日の最大使用回数は常時通電可能であることが条件のため、発電機での利用などで1日の運転時間が8時間の場合、1日の最大使用回数は大幅に減りますが、大型の発電機で給油以外ほぼ運転することで、従来の能力で使用可能になります。

発電機利用でのメリット・デメリットは?

【メリット】
電源が無い場所でも工事不要で利用可能

【デメリット】
・発電機の運転時間に応じてバイオトイレの処理能力が低下する
・発電機の給油が随時必要

一度電源を落とすとステンレス製の処理槽が温まるまでに時間を要するため、発電機利用は立ち上がりが遅いのがデメリットです。

実際に発電機でご利用いただいた事例をご紹介いたします。

発電機での導入事例

【工事現場(宮城)】
発電機運転時間 7時30分~18時(10時間30分)
1基あたり利用回数 平均16回/日
敷地の広い公園の一画にて。

バイオトイレ 発電機

【工事現場(東京)】
地下7mと詰所から離れた場所にて。

【キャンプ場(栃木)】
大型の発電機でほぼ24時間運転でご利用。


【工事現場(静岡)】
山間部にて。使用回数が少ないため、連続運転可能時間8時間と小型でご利用。


発電機でご利用時の注意点

必ず発電機をエンジン始動後に、バイオトイレの電源コードを繋ぎ、電源を入れてください。下記操作方法をご参考ください。

ガソリン発電機の操作方法(ヤマハ)
https://www.yamaha-motor.co.jp/generator/guidance/gasoline_02/