仮設トイレの種類と比較・選び方

 

あなたは環境に合った「仮設トイレ」をしっかり選んでいますか?

 

仮設トイレ
今まであなたが使用したことのある「仮設トイレ」には、どのようなイメージをもたれますか?

 

思い出してみてください。海の家、花火大会、公園、祭りなどなど…。「汚い」「くさい」と悪い印象を持つ方も多いはずです。

 

仮設トイレは大きく4種類あるのをご存知でしょうか。ここでは仮設トイレの種類と、それぞれのメリット・デメリットについて、仮設トイレを選ぶときのポイントをご紹介いたします。

仮設トイレの種類とメリット・デメリット

上下水が不要で、電気があればどこでも設置できます。微生物の力でし尿を分解するので、悪臭もせずくみ取りも不要です。

ただし、1日に利用できる回数に制限があります。簡易式トイレの中では比較的高価です。

 

メリット デメリット
悪臭が抑えられる 電源が必要
くみ取り不要 1日に利用できる回数に制限がある
上下水工事が不要 利用料が簡易水洗に比べ高価
凍結の心配無用 取り扱っている会社が少ない

最近では最もポピュラーなタイプ。足でペダルを踏むと、タンクからくみ上げた水が排泄物を流します。上下水道工事が不要なのでどこでも設置できますが、タンクに溜まった排泄物のくみ取りが必要です。

 

メリット デメリット
安価で利用可能 くみ取りが必要
簡易式で水を流すことができる 水洗用の水の補給が必要
上下水工事が不要 非水洗より緩和されるものの、やや悪臭がする

水を使わず、タンクに排泄物を溜めておく「ボットン型」です。どこでも設置ができ、タンクに溜まった排泄物のくみ取りが必要です。

最も安価で需要も多いですが、悪臭がしやすく、特に夏場は虫が発生することもあります。

 

メリット デメリット
安価で利用可能 上水と下水の工事が必要
上下水工事が不要 凍結すると利用できなくなる

上水と下水を利用する水洗式の仮設トイレです。一般家庭用トイレと同じように利用でき、悪臭が少ないため衛生的です。

ただし、上水と下水の工事が必須なので、設置できる場所が限られます。

 

メリット デメリット
水洗なので衛生的 上水と下水の工事が必要
くみ取り不要 凍結すると利用できなくなる

星野

 

弊社で取り扱っているのはバイオトイレのみです。

仮設トイレ 比較表

ニオイ 上下水工事 くみ取り 価格 凍結
簡易水洗式トイレ


不要


必要

非水洗式トイレ


不要


必要

水洗式トイレ


不要


不要

バイオトイレ


不要


不要

星野

 

一般的に「くみ取り式トイレ」と呼ばれているのが、
「簡易水洗式トイレ」と「非水洗式トイレ」です。

仮設トイレを選ぶときのポイント

設置場所に上水・下水道はきているか。もしくは工事が可能か。

長期使用される場合は、水洗式トイレをおすすめ致します。ただし、冬季は凍結すると使用できなくなります。

使用者はくみ取りに抵抗がないか。

「くみ取り式を使いたくない」という女性や若者は増えています。

ニオイやバキュームカーの出入りが近隣からのクレーム対象にならないか。

住宅街でトイレを設置される場合は、ニオイ対策をしっかり行いましょう。

 

弊社バイオトイレ(バイオミカレット)をお客様が導入いただく理由は大きく2つです。

  1. くみ取り式の仮設トイレを使いたくない(ニオイ)
  2. 上下水道工事ができない、または高額となる(工事費)

バイオトイレ 写真

     

    ただし、以下の条件の場合、バイオトイレはおすすめいたしません。

     

    バイオトイレが向いてない設置場所

    1. 上下水道が完備している
    2. 1日の利用者数が定まっていない
    3. 安定した電気量が確保できない

まとめ

いかがでしたか?職場で使用するトイレは働く方のモチベーションに繋がります。
くみ取り式仮設トイレの場合も、最近では消臭剤や殺虫剤もあります。予算やご利用環境に合った仮設トイレを選びましょう。